








2004年3月29日 染井吉野という花
日曜日は皇居(東御苑)に行ってまいりました。用事があったのでゆっくりとは出来ませんでしたが、1時間ほど撮影をしてまいりました。その写真はまた後日。今日の2枚は、土曜日に撮影したものです。
ソメイヨシノに関しては、おおむねオオシマザクラとエドヒガンの雑種または園芸種であるというのが定説となっているようです。花勢が衰えた頃にようやく葉が出るので、満開の頃は木が花のみで埋め尽くされます。その華やかな姿が人気の理由のようです。また成長が早く花の付きがよい、寿命も短い、というのが特徴。しかしなんといっても、あれだけ絢爛とした花の見頃がたったの一週間程度であるということが、日本人の心をくすぐるのではないでしょうか。
東京染井の植木屋からヨシノザクラとして売り出されたのが始まりのようで、これらの話は広辞苑からも調べられます。ヨシノザクラでは大和の吉野山のヤマザクラと混同するということで、現在の名前になったそうです。